一輪車補助教材
 


1 ねらい
 学校予算の効果的執行

2 実践内容
 低学年担当から一輪車練習用として、
 一輪車補助器購入要求があった。

 カタログ価格80,000円。他教材の購入計画も
 あり、資材を購入し、自作することにより
 経費節減を図れないかと考えた。
 
   先生方の要望をリサーチし、
 カタログ見本を元に、丈夫かどうかの安全性、
 屋外での耐久性、移動の利便性等を考慮し、
 サイズ、仕様を設計し、資材を見積もり、
 製作した。 

3 材料
 ビニール被覆製鉄パイプ

4 経費
 材料費 20,000円(ホームセンター利用)

5 成果と課題
 当初、一輪車の苦手な児童用に、また経費節減として取り組んだ。
 その結果、苦手な児童は二学期の終わり頃には乗れるようになった。
 またそれだけではなく、すでに乗れる児童も補助器を利用し後ろ乗りや回転乗り等、
 新しい技に挑戦するなど予想しない波及があった。
 子どもの可能性を引き延ばすために準備する教材の工夫、研究が大事であることを学んだ。
 経費は既製品の4分の1に納めることができ、節減が図れた。
 しかしながら節約した分が他のどの部分で費用効果を上げているかが
 目に見えてはかれないところが、学校予算のもどかしいところである。